アライグマを撃退

日本にも野生化したアライグマがいる

最近、野生のアライグマによる被害が多発しています。 このように言われるとどこか遠い外国でのできごとのように感じられるかも知れませんが、実は日本でのお話です。 アライグマは北米原産の哺乳類で、その愛嬌のある風貌から動物園などでは昔から人気の動物でした。1960年代から70年代にかけては、ペットとしてもかなりの数が輸入されています。ところがそれが逃げ出したか意図的に放されたかして、次第に野生化するようになったのです。 もともと日本には天敵となるような動物もいなかったため、アライグマはどんどん繁殖し、やがて人間社会にもさまざまな被害をもたらすようになりました。多くは農家に対する被害で、畑の作物が荒らされたり、家畜が襲われたりといった報告が年々増加しています。

最近では一般の民家への被害も

野生のアライグマ被害を防ぐには、専門の駆除業者に依頼するなどして各々が自主的な対策を講じる必要があります。 ところで、最近では農家だけでなく一般の住宅においても被害を受けるケースが増えてきています。ペットを襲ったり、天井裏に巣を作ったりといった被害例が報告されています。開発が進んでアライグマの生息に適した自然環境が狭まるにつれ、こうした被害は今後さらに増加するものと考えられています。 家の近所でフンを見つけたり、天井裏から足音が聞こえたりしたら、まずは駆除業者に連絡するのが賢明です。アライグマは性格が凶暴なので、うかつに近づくと思わぬケガを負うことがあります。